2014年5月3日土曜日

プラットフォーム・ビジネスを広告会社がやるメリットと留意点

夜毎晩飲む約束をして人にあったりもしつつ、
ゴールデンウィークの日中は勉強に当てているのだけど、
改めて読みためている本を読んでいて、思ったことを残しておこうと思う。

さっきまで今の自分の部署のメインになっている
プラットフォームビジネスについて再度勉強をしていた。


備忘録的に箇条書きにしておく。


基本的に広告会社がプラットフォームビジネスをやるメリットは
・広告とシナジーがある事業になる。広告枠を自分たちで作って売れる。
⇒広告モデルの場合はアメーバもそうだけど自分たちで販売してマネタイズすることができ、しかも既存の媒体者との関係などのような気遣いもいらないのでやりやすい。

・最初の引きになる広告を安く手配できたり、ノウハウがあるので、
 それを横に展開するときに便利でネットワーク効果のメリットを強く享受しやすい。
⇒プラットフォームのプロモーションそのものを有利に始めることができる。

・受発注の不定期収入ではなく、定期収入が得られる。
⇒広告モデルと異なり安定的に自社に収入が乗ってくればはいってくる仕組みになっている。

・コンテンツのUI/UX、ほかデータなどたまるログを商品やノウハウとして集積して、本業の広告へ活かす働きがしやすい。
⇒データを別の広告のケイパにつかったり、その生活者ログからインサイトを考えたり、口コミをどういう価値があるのか分析したりなど、本来分析作業をビジネスにしていることを強みにデータでも事業展開が期待できる
(アサインメンバーにそういう能力がある人が重要だけど)

・他の類似プラットフォームと交渉力やカードとして、そのプラットフォームを利用できる側面がある。
⇒そのプラットフォームの広告をなにかクライアント作業で失態が出たときに無料で提供して自社でつかい補填にいかしたり、競合他社(媒体者としての向き合いもあり)をプラットフォームの条件を変えて牽制することができるはず。


留意点としては
・基本的な受発注モデルが成り立たないので、投資してそれを回収するという発想の転換が必要
⇒社内理解が得られにくい。広告は金額の話が決まってから効果があとでみえるものであるが(みえないこともあるし、、)、こういった新規事業は投資してから様子を見るのでそれをどう評価するか社内の態度変容や姿勢の変化が必要である。

・ロングテールをとるということをしっかり考える必要がある。
⇒広告はショートテール部分をいかに大きく広告するかというものがおおいので、
 少ないから取り入れないとかそういう発想を変えていく必要がある。コンテンツの量や参加数でネットワーク効果がでることをしっかりと想定していくべき。

・広告は座組的にいつも自分が優位になる状態でビジネスをするので、それ以外でもわかりやすく参加者メリットを打ち出せるようにする心がけが必要。
⇒毎回手数料がわかりやすく、しかも媒体社およびお得意へ原価を開示しないでビジネスをしていることが多いので、最初にこっちがいたい思いをしてもあとでしっかりと回収していくことを考えていかないといけない。

・基本的に自社にはコンテンツがないので、コンテンツの調達にはエネルギーをかけないといけない。
⇒不利な要件を突きつけられやすい可能性がある。メディアや取引先としての関係値がある場合は尚更交渉にエネルギーが必要になるだろう。

・プラットフォームの金銭以外のメリットをどう作るかを業界の独自性がないので、そこの設計がUXや制度、構造で作っていくしかなくなっている部分がある。
⇒お金以外の仕組みや考え方でメリットを出すことを前提に考えていく必要がある。

・長期運用という概念があまりない。タームでかわるのが普通になっている。
⇒広告案件は回転が少し速いので、もっと長期的に考えていくことが重要。

・事業設計や開発ディレクションができる人材が少ないのでそこをうまく調達してカルチャーを作っていく必要がある。
⇒人材が専門性が必要。

・プラットフォームの階層上、製造能力がない状態からスタートするので、内製化するかソフトウェアアプリケーションのレイヤーからしか参入が難しい。
⇒こちらがOSをつくったりなどはそうとうやりにくいので、最初はハード依存、OS依存のサービス展開が前提になっている。

・競合がお客さんだとその向き合い方が難しい。
⇒分社化が必要かも。



課題はたくさんあるかもね。。。。

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